父の許し ? が ・ ・ ・ [親父・お袋 ありがとう!]
4月18日 日曜日
父の三回忌法要があり、実家へ
こんなことを言っては何ですが、
お寺さんの中にも色々あって、お経の長い短いと上手下手は気になりますが、
お陰様で、父の場合は、
とても丁寧におつとめ頂けるし、上手で聞きやすく
その間、ついついいろんな事を考え込むことが ・ ・ ・
一周忌の時も、その後も私の中には
兄弟の中で、誰よりも可愛がってくれた父に対し、
子供の頃から一番迷惑をかけてきた上に
特に、亡くなる直後には、一人で動けないこともあるものの、
それ以上に、何もしてやれず? やらず ・ ・ ・
そのことが、とても大きな痼りとなって居たのですが
今回、お経を聞きつつ、
仏壇の脇に置かれた父の写真を眺めていると
これまでは、
歳と共に、お父さんそっくりに・・・・・
と、周りの人からも云われ、私自身も思いこんでいたのですが
その父の顔が、
小さい時から、あまり似てないことから
おまえは、橋の下で ・ ・ ・
なんて酷いことをいい、
本人も、子供ながらにそう思っていた時があるくらいだった
弟の、今の顔に見えてきて ・ ・ ・
次に、ご縁さんのたたかれる"木魚"の彫り柄が、私の見る角度のせいからか、
昔習った歴史の教科書に出てきた、白い頭布をかぶった"北条政子"に見えてきて
しかも、何故かニッコリと微笑んでいるようで
それが、父の笑顔と重なって ・ ・ ・
父の真意は分かりませんが、
気にせんな! 元気でやれよ・・・
って云ってくれている様な気がして、
何だか、一変に胸のつかえが取れたような気持ちに ・ ・ ・
それに加え、
今回、法要が始まると同時に、
母が涙ぐみ、しきりにハンカチで拭っている様子に
父の存在の大きさというのか、母の愛というのか
とにかく、二人の子供である幸せを感じ、胸の熱くなる思いも ・ ・ ・
そんな勝手な思いこみのせいか
外に出ると、お日様の光が眩しいくらいに感じ
今は、母がやれなくなったままになっている畑に
いつのものなのか、
菜の花?(根本の方にはキャベツの根跡が・・・)が咲き、蜂も ・ ・ ・
※ もう少しだけ、
アレコレたわいのないことを書いてます。
気が向かれましたら、お覗きください ・ ・ ・
生前、父が購入した墓地/霊園に
父が亡くなって直ぐにお墓を立てたと聞いてはいたが
山の中にあり、玉石なんかが敷かれていると聞き、一度も行ったことが無く
今回も、駐車場で待つことに ・ ・ ・
そんな時、私は
霊園の受付事務所脇にさり気なく置かれている
に向かって、ソォーッと父へお祈りをしているのですが
今回、妻が写真を撮ってきてくれ、
父のお墓を見ることが ・ ・ ・
その後、檀那寺にお参りに ・ ・ ・
ここには、
全国でも珍しい二重の塔/国宝に指定もあり、遅い桜の花も ・ ・ ・
全て終わっての帰途、
子供の頃、父に連れられて魚釣りに出かけていた川に
その眩しいくらいの白さと大きさもさることながら
引っ返して、車から降り近づいていってもにげようとしない鷺が
妙に印象的で、親近感さえ感じてしまい
暫くの間、眺めてしまいました ・ ・ ・
父の三回忌法要があり、実家へ
こんなことを言っては何ですが、
お寺さんの中にも色々あって、お経の長い短いと上手下手は気になりますが、
お陰様で、父の場合は、
とても丁寧におつとめ頂けるし、上手で聞きやすく
その間、ついついいろんな事を考え込むことが ・ ・ ・
一周忌の時も、その後も私の中には
兄弟の中で、誰よりも可愛がってくれた父に対し、
子供の頃から一番迷惑をかけてきた上に
特に、亡くなる直後には、一人で動けないこともあるものの、
それ以上に、何もしてやれず? やらず ・ ・ ・
そのことが、とても大きな痼りとなって居たのですが
今回、お経を聞きつつ、
仏壇の脇に置かれた父の写真を眺めていると
これまでは、
歳と共に、お父さんそっくりに・・・・・
と、周りの人からも云われ、私自身も思いこんでいたのですが
その父の顔が、
小さい時から、あまり似てないことから
おまえは、橋の下で ・ ・ ・
なんて酷いことをいい、
本人も、子供ながらにそう思っていた時があるくらいだった
弟の、今の顔に見えてきて ・ ・ ・
次に、ご縁さんのたたかれる"木魚"の彫り柄が、私の見る角度のせいからか、
昔習った歴史の教科書に出てきた、白い頭布をかぶった"北条政子"に見えてきて
しかも、何故かニッコリと微笑んでいるようで
それが、父の笑顔と重なって ・ ・ ・
父の真意は分かりませんが、
気にせんな! 元気でやれよ・・・
って云ってくれている様な気がして、
何だか、一変に胸のつかえが取れたような気持ちに ・ ・ ・
それに加え、
今回、法要が始まると同時に、
母が涙ぐみ、しきりにハンカチで拭っている様子に
父の存在の大きさというのか、母の愛というのか
とにかく、二人の子供である幸せを感じ、胸の熱くなる思いも ・ ・ ・
そんな勝手な思いこみのせいか
外に出ると、お日様の光が眩しいくらいに感じ
今は、母がやれなくなったままになっている畑に
いつのものなのか、
菜の花?(根本の方にはキャベツの根跡が・・・)が咲き、蜂も ・ ・ ・
※ もう少しだけ、
アレコレたわいのないことを書いてます。
気が向かれましたら、お覗きください ・ ・ ・
生前、父が購入した墓地/霊園に
父が亡くなって直ぐにお墓を立てたと聞いてはいたが
山の中にあり、玉石なんかが敷かれていると聞き、一度も行ったことが無く
今回も、駐車場で待つことに ・ ・ ・
そんな時、私は
霊園の受付事務所脇にさり気なく置かれている
に向かって、ソォーッと父へお祈りをしているのですが
今回、妻が写真を撮ってきてくれ、
父のお墓を見ることが ・ ・ ・
その後、檀那寺にお参りに ・ ・ ・
ここには、
全国でも珍しい二重の塔/国宝に指定もあり、遅い桜の花も ・ ・ ・
全て終わっての帰途、
子供の頃、父に連れられて魚釣りに出かけていた川に
その眩しいくらいの白さと大きさもさることながら
引っ返して、車から降り近づいていってもにげようとしない鷺が
妙に印象的で、親近感さえ感じてしまい
暫くの間、眺めてしまいました ・ ・ ・
2010-04-20 17:00
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コメント(18)
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お父様の三回忌を終えられて、二重の塔と遅咲きの桜、
そして綺麗な川に美しい鷺の姿。
幸せの訪れを感じる光景ですね。
私の父の祥月命日は4月17日でした。
5月13日には母の七回忌がありますので、
連休が終わったら帰京します。
by tateichi_m (2010-04-20 19:01)
親の法要というのは、その度ごとに感慨があるものですね。
親の年齢を経るごとにようやく親の気持ちが理解できるというやりきれなさはありますが、それは致し方のないことであり、子もまた同じ事を繰り返していくものなんだなと妙に納得させています。^^;
by よしあき・ギャラリー (2010-04-20 19:53)
こんばんは^^
法要って、そんな人のためにあるのでしょうね~
せめて、法要のときくらい思い出したり、思い出話をしたり。
滅多に会わない兄弟や親戚とも会えるチャンスを作っているような、
そんな気がします。
by mimimomo (2010-04-20 19:57)
お経の上手、下手はありますね。
by SilverMac (2010-04-20 20:23)
色々考える時間があるというのも、お父様がそうさせて
くださったのかもしれませんね。
良い時間でしたね。
by 幸福もん (2010-04-20 21:46)
私は親ほどの者はない と聞いていました。
miopapaさんの思いも分かりますが、
お父様は元気で活躍しなさいよ!!!!!と
おつしゃっていると、思います。私は自分の
父親(私が嫁いで一年目でなくなりました)を
思いそのように考えます。
蜂の止まった菜の花綺麗ですね。
by 絵かきさん (2010-04-20 22:00)
こんばんは。
歳と共に親に似てきますね。鏡を見てビックリすることがあります。優しい奥様ですね。
by yakko (2010-04-20 22:55)
墓前に故人が生前好んだものを御供の名目で供えたり、仏花を供えたりしますが、、、、、
ウチは、、煙草に火をつけ供えますデスよ~^^;
by の (2010-04-20 23:40)
白鷺綺麗ですね。
鷺は魂を運ぶ鳥だと聞いたことがあります。
by nyankome (2010-04-21 06:39)
よい三回忌でしたネ・・^^
美しい鷺に象徴されているようにも思います。
by つなみ (2010-04-21 11:42)
わさび味以外にも野沢菜なんかも見かけたこと
もありました^^
私も法要でのお経の時には
色々考えます。
お母様も色々思うところがおありなんですね。。。
by norihiro (2010-04-21 15:54)
木魚と北条政子、わかるわかる!
by koto (2010-04-21 16:32)
お経の意味が良くわからないのって
聞いている、故人を思い出しなさいよってことなのかも・・・
何年たっても悲しいですね。
by tamanossimo (2010-04-21 20:35)
親あっての、、、いま、、、ですね。
いい法要でしたね。
親の想い出を胸に前進ですね。
by えんや (2010-04-21 20:50)
穏やかなお天気で良かったですね。
私は散骨してほしい派なんですが、
やっぱりお墓がないと困る、と子供たちが…。
by chako (2010-04-22 07:45)
お寺側の人間として今日の記事は胸があつくなりました。
7月に出家して僧侶を目指しますが
ただ単にお経をよむだけではなく、心のわだかまりがとれる・・
そんな僧侶になりたいです^-^
by みっきぃ (2010-04-22 09:48)
miopapa さん こんいちは
お父さまの三回忌、無事終えられてよかったですね。
そして息子さんであるmiopapa さんの今回の思いを
さぞかしお喜びになっておられると思います~
この世に命を授けてくれた両親は、ほんとに偉大ですね。
私もしみじみ感謝をする日々です。
今年の6月は、実の姉の七回忌です。私も改めて色々な
ことを考えることと思います。しかし我が子に先立たれた
両親の思いを思うと心穏やかではいられません。
いただいた命をしっかり全うしようと考えています。
よいお話を伺いました。ありがとうございました。
by スマイル (2010-04-22 14:53)
車椅子だと、お墓参り一つにも苦労しますね。。
母にも墓石の前には行けず、遠くから手を合わせるだけで
我慢してもらっています。
(そういえば、このお正月の初詣はとうとう行きそびれてしまいました。)
お経の合間に聞こえて来たお父様のお声。。
万感、胸に迫る思いだったことと思います。
by 向日葵 (2010-04-23 23:14)