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思案のあげく 山形へ ・ ・ ・ [日々、あれこれ]

今年も、3/24(土)~25(日)に
立ち上げ当初から参加をさせてもらっている
「日本リハビリテーション連携科学学会」の第13回大会が山形テレサ(山形市)であり

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東京で、東海道新幹線から山形新幹線(つばさ)に乗り換え
家を出てから、7時間ほどかかり着いた山形は

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天気予報があたらなかったものの、頬を刺すような冷たい風が吹き、
今にも雪が降ってきそうな、ドンヨリと重くのしかかるような空模様で
彼方此方に、除雪された雪の山が残り、
それが溶けて流れ出した水が
まるで小川のせせらぎのように歩道の上を横切って流れていました ・ ・ ・

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今回の大会が決まった当時は、体調も良く
テーマも、「あらためて問う、連携の意義」 ─困難を乗り越えて─
と昨年の東日本大震災を受け、発生直後より、チームを組み現地に入り
支援活動をされてきた山形大学の高木先生を中心に、
こうした災害時にこそ、各リハビリテーション分野の連携が必要! 
との思いが一致し開かれることに ・ ・ ・

これまで、災害が起きた時の事を考えると、
我が身も含め、とても大きな不安と問題意識があっただけに
なんとしても参加を! と思っていたのですが、
昨年秋からの状況の中、山形まで出かける事にドンドン不安が増し
正直、一週間前まで参加申し込みも宿泊先も決めていませんでした ・ ・ ・

と言うより、
学会の役員に加えてもらっている手前や、
なかなか気持ちの踏ん切りのつかない自分の中で
何とか様になるような欠席の言い訳を ・ ・ ・ と、探していたのかもしれませんが
もし、ホテルが取れなかったら・・・・・

ところがところが、そんな私の貧しい心を神様は読んでか
幸か不幸か、なんとホテルが空いていて、

おまけに、
2日ほど前になり、このところの異常な汗に不安がる私をみて<妻が、

 駄目元で痛み止め飲んでみたら!?
   もしかしたら神経無くても、自律神経の関係で効くかもヨ!?
の言葉に、不安はあるものの
恐る恐る飲んでみると、なんと汗が止まったのです ・ ・ ・

そんな訳で、
痛み止めの薬を頼りに、大会中フルにとは生きませんでしたが
何とか一泊止まりで行ってくることが出来ました ・ ・ ・

が、
私の受傷後、持ち前の明るさに加え、何かと気丈にふるまってくれている妻も
やはり、何処かで心配をする中で動揺していたのか
何時も泊まりがけで出かける時は、スーツケースに必要な物を詰め事前に送るのですが
夜、フロントで荷物を受け取り部屋に入って開けようとすると
出がけにバッグを換えたとかで、キーが無いことが判明 ・ ・ ・

何とか、妻のお化粧や他のことは足りたものの
さすがに私の髭までは ・ ・ ・
そんな訳で、次の日はマスクをしたままの参加と相成りました ・ ・ ・

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   《 今日の時計 》

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山形の駅前で見かけた時計

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            その前の広場に、こんな近代的な”涅槃”の像が ・ ・ ・
  

※ そんな、今回の大会のプログラムと次回/来年の大会のポスターを
  【続きを読む】にUPしてありますので、関心のおありの方は ・ ・ ・





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今回の大会では、一般演題/口述発表やポスターセッションはもとより
◆特別講演
  「東日本大震災 - 有事の医療福祉対応 - 」
     気仙沼市立病院  成田徳雄

◆大会企画シンポジウム
 「東日本大震災 - リハビリテーションの連携と課題 -」
     ・行政の立場から
     ・医師の立場から
     ・保健師の立場から
     ・理学療法士の立場から
     ・作業療法士の立場から
     ・臨床心理士の立場から

◆教育講演
  「災害時のリハビリテーション - 連携と今後の展望-」
     長崎リハビリテーション病院  栗原正紀

◆基調講演
  「北欧 フィンランド に学ぶ」
    「フィンランドの社会福祉制度 -現状と問題点-」
      ヘルシンキ大学教育学部  Nina Santavirta

◆基調講演関連シンポジウム
 「障害者•障害児のリハビリテーション」
    「家族の立場から」
      日本筋ジストロフィー協会  佐藤隆雄
    「医学の立場から」
      宮城県立拓桃医療センター  田中総一郎
    「教育の立場から」
      徳島文理大学  島治伸

◆ランチョンセミナー
  「小児リハビリテーションにおける連携」
     神奈川総合リハビリテーションセンター  栗原まな

等、とても参考になり考えさせられる内容となっていました。

584-6 連携011.jpg


          http://www.reha-renkei.org/cn8/13th.html

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コメント 8

斗夢

長旅、お疲れ様でした。
60年安保の頃、山形で暮らしデモの毎日でした。
近年、行っていませんが大分変わったように見えます。
by 斗夢 (2012-03-30 05:32) 

mimimomo

おはようございます^^
お体が優れない時、山形までお出かけになるのは大変勇気の居る事だった事でしょうね。お察し申し上げます。
ほんとうにお疲れ様でした。
奥様も大変気疲れされたようですね。
くれぐれも心身ともお大事に。
来年は千葉なんですね。確かこの場所、時々夫が行っているような・・・
by mimimomo (2012-03-30 09:52) 

okko

続きも読みました。災害時の身障者リハビリについては、本当に大切なことだと痛感しています。
体調すぐれないままの遠出、お疲れになりましたでしょう。
パフも応援しています。 
by okko (2012-03-30 10:44) 

Ryukoまま

お疲れさま。
体調は大丈夫だったかな・・・。
by Ryukoまま (2012-03-30 11:58) 

yakko

こんにちは。
体調に不安を抱えて片道 7 時間もの列車の旅お疲れ様でした。
奥様も大変でしたね〜 どうぞ お大事になさって下さい。

by yakko (2012-03-30 16:48) 

beny

 ご訪問ありがとうございました。
タイトルに書かれた内容に打たれました。素晴らしいです。
by beny (2012-03-30 20:13) 

Silvermac

天の助けですね。参加できて良かったですね。
by Silvermac (2012-03-31 06:02) 

向日葵

お疲れ様でした。
ご自分の体調も優れない時に、それでも活動は続けていらっしゃる。
本当に頭が下がります。

いくつものラッキー(?)な偶然も重なったのだとは思いますが、
どうかどうか、ご自分のお身体、大事に労って差し上げて下さいね。
by 向日葵 (2012-04-01 00:43) 

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