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伊達こき、屁こき! [今日のおやじさん]

3月 11日 水曜日

夕方/夜7:30頃 迎えに来た妻が

    ※私は普段、朝 妻に仕事場まで送り込んでもらい
      夕方というか夜、妻が迎えに来てくれるまでの間は
      身の回りのサポートをしてくれる人の介助の元に仕事をしています。

「ちょっと買い物によっていい!?」
  と言われ、何を買うのかとついて行くと
    行き先は、スーパーの化粧品売り場 ・ ・ ・
 そこで、妻が手にしたものは

185 だてこき ポマードと臭い GATSBY.JPG

てっきり私用かと思い

「何でそんなもん買うん?
     俺、そんなの使わんゾ!」
「わかっとるッテ!
  ◇ ◇ 君(妻の、私の呼び方)やなて、お爺さんに・・・
   だって、お爺さんのポマードの臭いが
    今日中 車の中にこもって、頭が痛ぅて痛ぅて!」

    ※ポマード・・・ある年齢の方まではご存じの男性整髪剤

そう言えば今日、
 妻と義父は、検診のために
  片道約2時間程かけて地元の病院に出かけていたんだ!

家に帰り、丁度マッサージ機にかかっていた義父に
 妻が、

  「ホイ、
    伊達こき、屁こきのお爺さんにプレゼント!」
  「何じゃ、これ!?」 
  「新しいポマードさ!
    頼むで、もうこれからは、今までの古い奴は使わんとヨ!
     臭ぉーて、くそぉーーて!
      きょぉ中 頭がジンジンして ・ ・ ・、頼むデ、のぉー!」
  「おぉー、そぉかよ!」

 解ったのかどおか???

  「おぉ、おたてやなぁーーー!」

 と、GATSBYをいなだくようなしぐさをしながら
  義父はニコニコとしている ・ ・ ・

とにかく、我が家の87歳
 妻が言うように、年の割に
  もしかすると私以上に伊達こきで
 何処かに出かけるというと
  髭は、テレンテレンに剃り
  頭には、
    どうして今時まであるのかが不思議なポマード
  それも、リーゼントに出来るくらい髪の毛があればいいのに
  白髪交じりの薄いウスイ頭に
      コテコテに塗らないと出かけられない ・ ・ ・

     ※おたてやなぁー・・・感謝の気持ちを表す方言
                  目上の人には、
                  最後の「なぁー」が「のぉー」に変わる


さぁ--、
 そんな義父に、最近の整髪剤/GATSBYは気に入るのか!?

次の外出時の親娘の会話が、
   何故か妙ぉーーに楽しみな私である!
     

St. Valentine's Day (1) [今日のおやじさん]

2月14日 土曜日
   
  今日は、何となく 心がときめく?
                (そんなの、私だけかも???)
  St.Valentine’s Day

朝食の後、
 妻と二人で買い物に出かけた時、
   義父用にと買っておいたチョコレートを妻が差し出しながら
 相変わらず、いつもの口調で

「おじいさん、今日はなんの日が知っとるケ?」

「 2月14日、バレンタインの日、
              チョコレートの日じゃ!」

「なんぜ、おまえ知っとったんケ!?
   そんなら、褒美に私から愛をやるでのぉー」

「そぉーり 怖ゃなぁー」

 と、いつものことながら、
   この会話、どう見ても親子の、
     しかも「愛」をやるとと言う割には乱暴そうで ・ ・ ・

 でも、義父の顔を見ると

175 St.V義父 01.JPG

ニコニコと笑みを浮かべ、実に嬉しそうでホッとする ・ ・ ・

そんな私の耳のに、
  送られたチョコレートを一粒口にほおばり
    入れ歯の口でゆっくりゆっくりなめていた父が

「こぉーーりゃ、うまやなぁーーー!
    バレンタインのチョコレートはちがうなぁーーー。
 よぉ、買ってくれたよ!
   ◇ ◇ (私の名前) さんにも誂えてくれたかよ!?」

 これも、また何時もの事ながら義父の気遣い ・ ・ ・
  正直、一緒にいると
   時々、気に刺さることもあったりして
           口もききたくなくなる時もあるが
   義父の、この気遣いの言葉を聞くと
     不思議と、鬼娘婿の心も仏様にならざるをえない ・ ・ ・

        *

   でも、この後にオチ?のようなことが

        *

実は、昨日
 いつもブログでお世話になっている向日葵さんが
  先日の私の書き込みをみて、
   可哀想な”miopapaおじさん”に気を遣い

174 St.VD向日葵.JPG

  素敵なチョコレートを送ってくださり、
   その場で、妻と一枚づつ頂き、
    一度で頂くには、もったいなくてとっておいたのですが
  その一枚を、妻が

「おじいさん、このチョコレートもよばれるケ?
   ◇ ◇ くんがもらったフランスの高級品やゼ!」

 口に入れるなり

「うん、こりゃーーあええ、
   さっきの奴よりチョコレートがなめらかでエエ!!」

 おいおい、
  さっきの送った本人がここに居まっせ!!
                思わず、妻と笑ってしまった ・ ・ ・

でも、その後に判明?
 もしや、父の言うこと、父の舌が正解なのかも ・ ・ ・

今回、私と妻が酒の好きな父に送ったものは

175 St.V義父 02.JPG


 購入時には、気にしてみなかったのですが
  よくよく見てみると、筒の裏に<メキシコ>製と明記されていた。

 ちょっと気になり、一粒もらって食べてみると
   もちろん、メキシコだから悪いと言うつもりはないのですが
  
 何となく、父の言うように
   向日葵さんから頂いたものと比べると、
                 なめらかさがない気が ・ ・ ・ 

 ここでも、我が家の87歳に、
    またまた味覚の上に置いても水をあけられた気が ・ ・ ・







鬼のお帰り ・ ・ ・ [今日のおやじさん]

 1月4日 火曜日

節分の日の昨夜は、
 ギターの練習日や他の雑用に追われ
  家に帰ったのが22:30を回っていました ・ ・ ・

玄関のドアを開けようとすると鍵が ・ ・ ・

 ? ? ?

鍵を開け、中に入ると、床に”豆”が ・ ・ ・

そうか!
  お義父さん、待ちきれずに一人で豆まきしたんだぁーーー

  と思いながらテーブルの上を見ると、

 太巻きが!!  

恐らく、散歩の時に買ってきてくれたものだろうが、

それを見た途端、
 胸がつまる思いを感じずには居られませんでした。

至って、
 こうした習慣や決まりに敏感で、キチッとしたがる義父のこと、
  私たちと一緒に、
    太巻きを食べ、豆まきをしたかったはず ・ ・ ・

なのに、
 小さな子がいないからとはいえ、
  義父の気持ちも分からず、遅く帰ってしまい ・ ・ ・

大いに反省をすると同時に、
 よもや、そんなことはないと思うけど

 玄関の鍵は、
   義父の、
    そんな娘夫婦への、
     「おまえ達は、鬼じゃゾ!」
       と、言いたい気持ちの表れ
            ささやかな抵抗だったのでは???

 そう思うと、何となく心が痛み
    昨夜は、なかなか寝付かれませんでした ・ ・ ・

 今朝、妻の顔を見ると
  言葉には出なかったものの、
    実娘としては、
     私以上のものを感じていたはずで
       それを、腫れぼったい目が物語っていました ・ ・ ・

168 節分.jpg

※ そう思ってみると、
   もう何年も前に描いた絵にもかかわらず、
    この赤と青の鬼の顔が
      私たち夫婦のように思えてしまうのも無理無いことかも。

妻、偲び・・・ [今日のおやじさん]

 1月24日 土曜日

土曜で、本当は休みなのですが
 少し急ぎ(気になる)の仕事があり出かけなくては ・ ・ ・
でも、
 今朝は結構冷え込み、雪が舞ってて

いつもより多少ユックリ目に出かければ・・・
  なぁーんて、
    自分自身に言い訳しつつベットに横になっていると

いつも義父の日課になっている
  亡くなった義母/妻やご先祖様へのお経の声が ・ ・ ・

「おっ! 始まったなぁーーー
       それにしても、毎日感心なもんやなぁーーー」
  と、聞くともなく・・・、
      目の前のテレビを観るともなくボォーッとしていると

「チィーーン」
        
と、鐘の音が聞こえてきた ? ? ?

「フ・ムッ!」

その後、朝食で目の前に座った父に

「さっき鐘の音がしとったけど???」
「◇◇(私の名前)さん、嬉しかったよ!
  きんのお、
    △△(妻の名前)にリン買いに連れてもらってきたワイ」

そう言えば、
 かなり前から、義父がリンが欲しいと口説いていた ・ ・ ・

とにかく、
 父のご先祖様への気持ちは大したもので
  大祖母さん、おお祖父さんの何々やからとか
    今日は報恩講・・・、今日は何処どこのお寺の・・・と
 日にちを間違えることなく覚えていて、
   必ず仏壇に向かい、仏様/ご先祖様に手を合わせる・・・

母が亡くなって直ぐに、
 我が家に来ることになった義父の、そんな熱心さと心中を察し
   
お寺の御縁さんが
 「なにも仏壇だけに手を合わさなくても
    何処にいても、手を合わせる心さえなくさなければ・・・」
 と、自らが作り、父に持たせてくれたのが

164 妻偲び・・・.JPG

二段になった桐の小さな携帯用?の仏壇。

それ以降、
 父の部屋の洋風の白い整理棚の中に ・ ・ ・

父は、
 毎日、必ず母/亡き妻の位牌にむかい
   決して、手を抜くことなく
      その日、その時に合わせた お経を
        最後まで、しっかりとあげお勤めをする ・ ・ ・

そして、
 決まって、晴れ晴れと嬉しそうな顔を見せることが多い!

そんな義父を見ていると
  いつも頭が下がる思いと同時に、
  
  いつも手を合わせ、お経を上げることで
    亡くなった母と会話をしているかのように思え

  また、少し可哀想な気もするが、
    そんな父の、母への思い/愛の強さをも感じ

果たして、
  自分に真似が出来るだろうか!?
              と、問いかけることも ・ ・ ・






アレ!? 我が家にもサンタが ・ ・ ・ [今日のおやじさん]

12月26日 金曜日

もう、この年になると
 X’masと言っても、
  せいぜい娘からのプレゼントはあっても
       その他は、全く考えられない上に、
今年は、此処に来て少し検査にひっかかり
  気がめいり、くるしんでまぁーーーす! 状態で
    相変わらず、仕事で少し遅くなり家に帰ると

丁度、帰ってきていた娘が

「お父さん! プレゼントが届いとるよ!
   それも女の人から ・ ・ ・
       お父さんも結構やるじゃん!!」

ナぬ! 
 そんな訳が・・・と思いつつも、
    内心、このところ味わったことのないドキドキ感が!

早速、封を開けてもらうと

ナナ、何と!
 いつもブログでお世話になっている”SUMAKO”さんから。
  綺麗にラッピングされ、ミニリースがあしらわれた包みが・・・
 中には、メッセージカードが添えられていて

プレゼント01.jpg

先日の私の書き込み「義父と加齢臭」をお読みいただいて、
 義父のことを気遣い頂き、

ご自身のお父様のお好きだという
  シアバターにラベンダーオイルが入っている
   とても香りの良い素敵な”石鹸”を送っていただきました!

早速、義父に訳を説明し包みを渡すと

プレゼント02.JPG

嬉しそうに包みを開き、
 石鹸の包みまでほどいて、
   早速臭いを ・ ・ ・、嗅ぐが早いか

「おーぉ、これやこれや!
      俺の好きなやっちゃ!
  これは外国のヤツやな、
    ◇◇ (亡くなった義母の名)と旅行に行った時使ったことがある!」

と、ひとしきり得意げに思い出話をし、

本当に満足そうな顔をして、
 頂いた石鹸を大事そうに抱えて自分の部屋に寝に行きました。


SUMAKOさん 
  本当にありがとうございました!

久しぶりに、楽しそうに思い出話をする父の顔が見られ
 我が家にとっては、
   何にも勝るクリスマスのプレゼントとなりました!

       *
       *

参考までに、
 今朝、心なしかいつもより早く起きた父、
   早速、朝から洗顔にも使わせてもらってい
 食卓につくなり、
    何度も何度も

 自分の手の臭いを嗅ぐしぐさを繰り返していました ・ ・ ・





勝手◇◇◇! [今日のおやじさん]

昨日(12月18日木曜日)の朝

朝食のためテーブルにいくと
 
 昨夜も酒を飲み、一晩中起きていて、
  ゴトン・ドタンと音を立て、大きな音でラジオはかけるは・・・

 なのに、朝 食事になると
  そんな一連の行動の覚えが有るのか無いのか、
   ケロっとした顔で、早くからテーブルに座り込み、
    食事を摂っていた義父が、
  待ってましたとばかりに
     相変わらず呂律の回らない口調で、
妻に
「◇◇◇ (妻の名前) や、
   こないだ俺が六七で買ってきたヤツがあるやろぉー
  あれをな、出かける前に△△(私の名前)にふりかけてやれ!」

 それを聞くなり、笑い転げるように妻が持ってきた物は

146 加齢臭 8×4 01.JPG

皆さんも、よくご存じの<石鹸の香り>のする、
  あの”8×4”

何で義父が、こんな物を!? 
      不思議に思い妻に聞くと、
一昨日、父を実家に連れて行った時、その車中で
 父に、年をとると、加齢臭がするようになるから、
  人に嫌がられない様に、こまめにお風呂に入らないかん・・・と、
 妻としては、
  案に、酒を飲み お漏らしをする父を戒めようと
   言ったものらしいのですが ・ ・ ・
 それが、何処まで父に通じているかは解らないのですが
         どうも、早速買いに連れて行ってもらったようです。

で終われば、
 「ウ、ムッ! 
    俺は、カレイの臭いはしても、まだ加齢臭は!?」 と、
 何となくハッピー!で終わるところでしたが

 「これは駄目や! 俺の好きな臭いと違う。
   六七(ロックシティーのこと)は安ぅい物しか置くいとらんでイカン!
  俺の好きな臭いの香水は、もっと高級な所へ行かんとなぁ!」

!? おぉーーい、それはねーべよ!
     そんじゃーあ、
       あんたの娘婿は安もんでええってことケ? !?

  そうは心の中で呟いても、
     そこは大人?の私、決して口や態度には・・・
        (偉いでしょ!? 最近少ぉーーしづつ成長しているみたいで)

でも、この後、妻が、
 お酒のせいで、
  僅か1m程度の廊下一つしか離れていないトイレまで
   我慢が出来ず、着替えの下着が無くなり洗濯に困るから
    お漏らしをする程お酒を飲むなと言い始めると
 「便器に座って横に手をつくと
   今まで出てこんかったのに
      いきなりシャワーが出てきて濡れたんじゃワイ!」

一瞬、そぉーーか!
   
       でも、いぃーや待てよ

 おいおい、濡れてる箇所は後ろじゃなくて前! 前でっせ・・・   

 敵も、だてに年はとっておまへん。
   役者が一枚も二枚も上手で、
      平然と、ウォシュレットのせいにされてしまいました。
この後も、
  妻が、しつこく
     「なんやったら、パンパースはめるけぇ!?」
 それには、ハッキリと
     「いらん! ええじゃ!!」
 と、やや、怒り口調で答えときながらも

その後も”酒”や”お漏らし”に振れると
    「おい! おい!」
  と一度は言ったものの、後は聞こえて聞こえない振りを。

こうなると、
 昔からよく言うところの”勝手つんぼ”
           (最近は、こういう言葉を使うとお叱りを受けるかも・・・)
   に加え”知能犯”とさえ思いたくなるほどで
 
少しあきれ、何も言うことがなくなり仕事に ・ ・ ・
 
        *
        *

でも、お陰様で昨晩は一度も起きることもなくよく眠り
 今朝も、お酒の気配もなく久しぶりにまともな義父に・・・
  何とか、このまま行ってくれればと、少しホッとしています。



※ ブログを始めるに辺り、
  このカテゴリーを作り、義父との関わりについての紹介に
  戸惑いつつも、反面では、此処で書き込みをすることにより
  ストレスを発散し、何とか自分の気持ちを前向きに出来たら
  と思っていましたが、

  思いもよらないほど、

  皆さんから、温かいコメントや勇気づけられるアドバイス等を
  寄せていただくようになり、本当に心強く、感謝すると同時に
  とても参考にさせていただいております!
  
皆さん、
本当に ありがとうございます!


     ※ 12/19に、この書き込みをUPしている最中に
        System Dowenとなり、諦めていましたデータが幸いにも
        残っていましたので、遅ればせながら再度掲載しました。


特効薬!?!? [今日のおやじさん]

昨日(12月16日火曜日)
 
まだ5時少し前、
 キッチンの方から聞こえる、瓶の触れ合う?音に目が覚める。
  不思議に思った妻が見に行くなり

「何しよおるぜぇー!?
   朝から酒なんか飲んで、何考えとるぜぇー!
            おじいさん! 呆けんなえーーー!」

あ・痛ァーーー! 
   またかよぉーーー!!

前回の書き込み以降も、
  我が家の地獄状態は続いて ・ ・ ・
 と言うよりも、
   あの日以来、夜帰ると、
    義父は、呂律が回らないくらい酒を飲んでいて
     昼夜逆転のような生活で、夜通し起きていて ・ ・ ・
 ここ2~3日は、妻も私もろくに寝ていない状態で
   日々悪化している気さえしていた矢先の出来事に
 
この日の妻は、
  いつになく大声で、
    終わりを知らないかと言うほど怒っている ・ ・ ・
 途中で、止めに行くことが出来ないので
   大声で二人をベットサイドに呼び寄せ
  
まずは、自分に冷静さを言い聞かせつつ、
 
また、
 毎日決まった散歩以外家に閉じこめていることによる
  87歳になる義父のストレスも解らんでも無いもどかしさの中
あえて、義父に、
 今の我々の生活の状況/事情や
    一緒に暮らすことになった原点を思い出し
       少しは我慢を ・ ・ ・ と諭し?ながら
  
 どんどん自己嫌悪に陥っていきそうになる ・ ・ ・

思いあぐね、
 急遽、妻に、父を実家に連れて行ってもらうことに。


※ この後は、妻の報告と写真によりますが

 父の家/妻の実家は
  今、私たちが住んでいる所から高速で約2時間半程。

01道中.jpg

 最初の内は、
   酔いと気まずさからか口数も少なかったらしいのですが
 雪の積もった山を見た途端に、
     機関銃のように話しっぱなしになったとか。
   (その証拠に、父の声は、
     今朝、つい風邪を引いてきたかと聞いたくらい涸れていました) 

02墓で.JPG

 途中、家の見える高台にある妻/母も眠る先祖の墓に参り・・・

03雪囲い.jpg

 家に着くなり、
  妻の従兄弟がしてくれた雪囲い を念入りに見て回り
   安心したのか、家の中に・・・
04お鏡様準備.jpg

 まずは、仏壇の前で入念に手を合わせ
  その後、仏壇の掃除を済ませ
   もう少し先に、正月の飾り付けに行こうと、
    前もって買ってあった”お鏡様”を飾り・・・
 その後は、
   父が帰ると、何処かで見張っていたかと思うほど
     決まって現れる父の妹が、
    今回も、またまた来てくれた様で

05妹と.JPG


妻が写してきた写真には、
 ここ数日、
  義父が見せたことのない笑顔が写っていた・・・

これには、正直ショックでした! 

普段、妻も私も、父のことを思い
 出来る限りのことはしているつもりなのですが
やはり、
 父にとっては、長年住み慣れた自分の家が一番の様で・・・

またまた反省と、
 かと言って、
   そうした父の思いを叶えてやることも出来ず ・ ・ ・

またまた難問を抱えてしまった様な気がしていますが、
 少なくとも、今回で解ったことは
父を家に連れて行くことが
   ストレス解消の特効薬だと言うことでした。

        *
        *
        *

※ だからと言う訳ではないんでしょうが
   実は、今日 定期検査に行ったら
    退院後、約一年、
   やっと正常値に戻り安定してきていた値が ・ ・ ・
     また、薬(副作用のある)が増えることに!
    
   ショック!です。
     またまた、憂鬱な毎日に逆戻りです・・・

    せっかく、いい年が迎えられると思っていたのに・・・

       
      

地獄?の後の天国? [今日のおやじさん]

  ・・・ 地 獄 ・・・  
昨夜(12月12日金曜日)
      仕事を終え、9時過ぎに帰宅すると
 いつもなら、とっくに寝ている義父が起きてきて
  食事をしているテーブルの前にきて座り、グチリ出した ・ ・ ・

どうも、昼間来たヘルパーさんの一言に端を発している様で
  心持ち、少しお酒も入っていたのか、やがて怒りだし 
    その矛先が妻に ・ ・ ・

いつも、義父に対しては、
 良い娘婿であるよう心がけ、気を遣うようにしている私でしたが

普段から、
 遅く帰った時など特に、
 食事をしているテーブルの前に、半呆け状態で起きてきて、
  何を喋るでもなく座り込まれるのに、些か抵抗感があったのと
もちろん、
 義父にも、日頃からストレスが溜まっていることは解るのですが
妻に対する起こり方が
 日頃の義父から想像もつかない程、度を超していて ・ ・ ・

つい、思いあまって一言!

この後、
 私はきまりの悪さと後悔から、早々とベットへ入ったのですが
義父は、
 私の一言が火に油だったのか、
  お酒を飲み出し・・・、飲み過ぎて、酔っぱらい、
     <変な話で申し訳ありませんが・・・>
  無意識状態で、お漏らしはするし ・ ・ ・

妻に至っては、
 その対応から、ほとんど昨夜は眠っておらず
  実の親とはいえ、妻には大変な一夜になってしまいました !
         ↓
         ↓
でも、そんな我が家に
 本日(13日土曜日)の朝一番に
娘からの、
 今年はやりたいことがあるとかで、年末まで帰られないからと
 ちょっと早いX’masプレゼントンとが!!
        ・・・ 天 国 ・・・

例によって、複雑な気持ちで小包を開けると
 綺麗にラッピングされた三人分のプレゼントが ・ ・ ・

ちなみに、私には

143 ネクタイ.jpg

  クリスマスにピッタシのネクタイとタイピン/止め + α

側で、妻も嬉しそうに包みを開いていた ・ ・ ・
        ・
       ・
そのそばで、
 夕べの主役は、多少の覚えがあるのか無いのか
そんなことは、何処吹く風!?
   孫からのプレゼントに大喜びで、妻に
 「おい! お年玉の袋買って来といてくれよ!」
                 と、既に正月に心が ・ ・ ・
 
心なしか、妻の横顔に
        諦めにも似た寂しさが ・ ・ ・

あーーぁ、疲れた!!


いいのかな!? [今日のおやじさん]

義父と私は、壁一枚はさんだ隣どおしの部屋で寝ている・・・・・

だから、
 補聴器が必用なくせに、つけず、
  寝ているのに、大音量で夜通しかかっいてるラジオが気になり
           時々寝不足になったり ・ ・ ・
 夜中に、眠れないと言って起きて、
     朝までズーッとマッサージ機を使っていたり ・ ・ ・

少し前には、
 夜中に、何やらドスーン!と言う音がしたものの、眠くて
   翌朝、聞いてみると、夢にお爺さんが出てきて
    「もっと、しっかりせよ!」って叱られ、
      慌てて飛び起き、ベットから落ちたとか ・ ・ ・

昨夜も、
 夜中に、何やら壁をコンコンとたたく様な音が、
  おまけに、
   朝起きると、父の話し方は、呂律が回っていない・・・・・

「ゆんべ、何んか音がしとったけど、大丈夫やったケー?!」
「大丈夫ジャ!
  ゆんべ中かかって、やっとこ雪囲いがでけたでなぁーーー
   こぉれで、もう俺も一安心やでなぁーーー!
      まぁ、いつ雪が来てもええでなぁーーー」

毎年、この時期になると父は、
 実際に自分でやることは不可能になっているのに、
  夜も眠れなかったり、食欲も落ち、口数が少なくなるほど
   実家の雪囲いの事が気になり悩み始めます・・・・・

だから今年は、
私達夫婦としては、気を遣ったつもりで
 早々と、実家近くに住んでいる従兄弟(大工さんをしている)に
   毎年使えるような細工も兼ねて頼んでおいたので
 私達としては安心していたものの、
            父には言ってなかった・・・・・

またまた、大失敗である!

おまけに、
 父の呂律の回らない訳は、
  夢の中で雪囲いが完了し、
ホッとして明け方、お酒を
  しかも、こちらは夢ではなく本物をゴクリ!と。

この辺りの微妙な食い違いに、
 もしかして呆け/痴呆が???と、頭をよぎる中
「おまえ、大丈夫ケ!?
  まぁーんだ呆けとったらアカンよ! 大丈夫、けぇー!?」
「俺らぁー、まぁんだ大丈夫、じゃ。
   呆けとったら、そんなことも解らんしなぁーーー!」
と、すかさず妻の突っ込みと父の返しに、
 思わず吹き出してしまった ・ ・ ・

今朝は、この後が大変!

何事もなかったかのように、日課の一つである

125 コルセットと父.JPG

マッサージが始まり、フト見ると
いつもは中にしているはずのコルセットを、
今日は服の上から???
 
「腰でも痛いケェー?」
「ウんにゃ! 
  腹が出てきたで、みっともにゃぁーで引っ込めななぁー」

妻と大爆笑!! 

わが家の87歳は、
 メタボも気にする程、今日も元気! 元気!

我々若い者も、負けちゃおられません!
    ガンバらにゃーーーー!!


    ※ 先週末から今日(7日pm7:30~10日am10:00)まで
       職場のある建物の電気点検のためにサーバーを停止していたため
   皆様の処にお伺いすることが出来ませんでした。
   お許し下さい!!
                    

失態の穴埋め・・・ [今日のおやじさん]


昨日は、
義父の87歳の誕生日。

先日の失態もあるので、この機会に・・・と、
仕事帰りに寄り道をして、プレゼントを買いに。
妻と、何にしようか色々迷ったものの、これと言って思いつかず
このところ、急に朝晩の冷え込みも気になるようになったので
散歩用にと、少し厚めのポロシャツを買うことにしたのですが
ここでも、妻と好みがなかなか合わず
思い切って、それぞれの好みのものを送ることにした。

店員さんが、
「プレゼントですか?」と聞いてくれた瞬間
先日の書き込みの時頂いたコメントのことが頭に浮かび
「はい! 出来や、オレンジ系の包装紙で・・・」
「オレンジ色ですか???、
  一番近い色になりますと、この袋になってしまいますが?」
店員さんが差し出してくれたのは
オレンジと言うより黄色っぽい ・ ・ ・
       少し違うように思えたが、お願いを。

大急ぎで帰り、食事の席で父に渡すと
いつもの口癖
「やぁーーれ、おたてや! ありがとう!ネ」
と言うが早いか、食事も食べすに席を立ち始める父に
妻が、
「おまえ、何処行くぜ!?」
   
 (父と妻の間では、何と言うことのない独特の方言であり、
   父にとっても一番聞き易く、安心できる響きのようだが
    同居して2年余、未だに私には理解しがたく、時として、
     ハラハラしたり、恥ずかしいような妻のこの言葉かけ・・・)

「仏様と里子(義母の名)に奉ってくるぅーー」
      と、自分の部屋に設けている仮の仏壇の前に ・ ・ ・

やがて、父のお経を上げる声が ・ ・ ・

 (この父の行為には、いつも頭が下がる!
   人に世話になったり頂き物をすると、まず仏様に!)

一通り終えると、何やら包みを二つ抱えて帰ってきたものの、
  食卓に着かず、テレビの前に腰を下ろし、包みを解き始める・・・

誕生日01.JPG

すかさず妻が、
「それ、どうしたぜぇーー」
「ヘルパーの○○さんにもらったぁーー!」

 (正確には、ヘルパーさんの派遣サービス事業者さんから・・・)

と、嬉しそうに、まずヘルパーさんからのプレゼントを
 続いて、我々からの贈り物の中身を確認し、
その場で、体に当て、頬に当てて
「こりゃあ、暖ったかてええ!
    こりゃあ、ええもん貰ったよ!
            ほぉんと、ありがとよ!」
と、こちらが、もうお腹が減って減って
           堪らない状態にもかかわらず
お礼を繰り返し言ってくれたあげく、
 今度は、丁寧にたたみ、また包装紙に包み袋に ・ ・ ・

そんな父の胸には、
   何でも大切にする父らしく

誕生日02.JPG

 包装紙に付けてあったリボン?が ・ ・ ・

それが、父に似合っているばかりか、
 何故か私には、凄く綺麗に輝いて見えました!


※ こんな事で、先日の失言が許されるとは思えないが
   父には、
    妻の言う"母の7回忌と祖母の50回忌"が努められるまで
   イヤ! もっともっと長生きしててもらえることを願っている・・・

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