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技術が進歩するお陰 ・ ・ ・ [働く為に ・ ・ ・]

先日来、
仕事で、県内企業へヒアリングに出かけた ・ ・ ・
と言う書き込みをしましたが

実は、
それに先立ち、
メモのとれない私は、思い切って?
これ 
401-3 録音 ICコ゜ダー.JPG

を買ってしまいました ・ ・ ・
本当は、仕様 × 価格 的にも8MGのものが欲しかったのですが
やはり人気があるのか"売り切れ"で、やむなく4MGタイプを ・ ・ ・

これまで私は、
普段、一人で居る時のメモ代わりなんかに

401-1 録音 カセット.jpg

ECS(環境制御装置)カセットテープレコーダーを連動させ
呼気圧センサーを使って操作していましたが
最近は、カセットテープ自体が姿を消しつつあるのに加えレコーダーも進化し、
録音スイッチ等が、あの「ガチャッ!」と指で押し込む機械式のタイプから
フェザータッチや静電・感圧等の電子式に変わり、
ホールド状態が効かなくなり、後継機選びに苦労する中で
341-5 リモコン.jpg

リモコンタイプが普及し、使用環境を工夫すれば利用範囲もお幅に ・ ・ ・

と同時に、
仕事を始め外出や、その目的の上で新たな必要性が生まれるようになり
十年ほど前には
401-2 録音 マイクロカセット.JPG

これも、今では懐かしい"マイクロカセット"タイプを使用したことも ・ ・ ・

でも、今回 "ICレコーダー"を買って
     改めて技術の進歩?のすごさに驚きました!!

レコーダ自体の 性能 × 小型・軽量化 × 使い勝手 は言うまでもありませんが

401-4 録音 USB転送.JPG

USBコネクターによるパソコンとの接続により、
簡単にデータが転送でき、Windows Madia Player により再生が可能に ・ ・ ・

これにより、
私のような者でも、従来のように何か特別な物やシステムを用いなくても
パソコンさえ操作可能ならば、再生が可能となり
例えば、単価云々の問題は別として
"テープ起こし"のような仕事も可能になるわけで ・ ・ ・

これまでは、
どちらかと云うと、福祉用具等の開発と効用に期待をすることが大きかったのですが

これからは、
こうした普通の家庭電化製品等においても、
"共用品"としての考え方が定着し、
誰にでも使い易く便利な道具としての考えの下に
開発されることを 改めて願う次第です ・ ・ ・










初めて行く、雪の高山 ・ ・ ・ [働く為に ・ ・ ・]

昨日(1月20日水曜日)

高山市と飛騨市にある4企業さんの所へ
予てより進めている
障害者自立支援調査研究Pjの一環としてのヒアリングの為に
この雪のある時期としては初めて、高山へ行ってきました ・ ・ ・

今回も、
この寒い中、少し距離もあること等から妻に同行を頼み
本当は車で出かけたいところ、
先日のことがあったばかりで、かなり応えているようで絶対にOKが貰えず
早朝より、JR高山線のワイドビュー飛騨を使うことに ・ ・ ・

新幹線等には慣れているものの、県内での在来線の利用は縁遠く
もう十数年前に出かけた先で、約二時間余デッキで移動したことがあり
今回も、その覚悟で居たのですが
いざ乗り込んでみると、

336-1 ワイドビュー飛騨 車椅子席.JPG

この様な車いす利用者用の席があり、
ホッと一安心!! と思ったのは私だけではなく、
妻も、安心からか席に着くなり居眠り ・ ・ ・
  やがて、日頃の疲れからか 爆睡状態に ・ ・ ・

車窓の景色を眺めながら、久しぶりに夫婦の会話でも ・ ・ ・

そんな、miopapa のロマンチック?な想いも見事に崩れ
お陰で、約二時間弱の汽車の旅も
一人寂しく、徐々に白さの量を増す車窓の雪景色を眺める旅に ・ ・ ・

高山駅に着くなり、
事前に予約しておいたリフト付きタクシーに乗り込み、最初の訪問先へ ・ ・ ・

昨日からの気温のゆるみの性もあり、メイン道路にこそないものの
一歩はずれると、路面は凍結していたり、白一色の圧雪状態で
なかなか思うように走れず、約束の時間が気になる中
無茶苦茶人の良い運転手さんの、ガイド混じりのユーモアのある会話に
このまま何処かに遊びに行きたいような衝動に駆られながら
何とか午前中に、一企業と一福祉法人のヒアリングを済ませ
昼食も兼ねて、午後の訪問先の一つである高山グリーンホテルへ ・ ・ ・

此処を選んだのは、地の利の良さから、
これまでにもチョコチョコと利用している気楽さと、料理の美味しさに加え
午後の訪問先企業の担当者が、
雪の多さに気を遣い、出かけてきていただけると云うことで、
厚かましくお願いをしたことによるものです ・ ・ ・

久しぶりに行くホテルは、
この時期、この地域では商売には欠かせない縁起物の一つである”餅花”に加え、
この雪の時期は大切にしまわれている高山祭りの山車のミニチェア等が飾られ
優しく迎え入れてくれるかのようでした ・ ・ ・

でも、ホテルのあちらこちらで雪かきをする職員の姿がみえ

336-4 ホテル中庭.jpg

普段、素敵な日本庭園の上にも雪が ・ ・ ・
建物の屋根には、1m異常に伸びた何本かのツララも ・ ・ ・


そんな中、
当のグリーンホテルの担当者始め、
全ての企業の担当者が良い人で理解もあり
アンケートだけでは伝わってこない微妙な部分の意見や情報等も得られ

さぁー! 帰ったらこれをどうまとめるかなぁーーーーー

と、考え考えしている内にタクシーが駅につき、
既に、周りは太陽も西の山陰に沈み、薄闇が ・ ・ ・

336-5 高山駅 列車到着.JPG

   遠くに、帰りのワイドビュー飛騨のライトも ・ ・ ・

336-6 帰途 車窓.JPG

相変わらず、夕闇の迫る車窓は
    白一色からモノトーンの世界へ ・ ・ ・

そして帰りも、
仕事の成果とは裏腹に、
 
一人寂しく? 景色を眺め帰ってきました ・ ・ ・










認定することが??? [働く為に ・ ・ ・]

政権交代により、早々と廃止が打ち出され、
今後の行方が注目されている障害者自立支援法ですが
現時点においては、とにもかくにも、平成18年の施行以降
身体・知的・精神の三障害が一つになったことにより
私共の所にも、
以前に比べ、精神障害や学習障害(LD)の人達からの
就労に関する相談が大幅に増えています・・・・・

このことは、
同法により5カ年計画として就労移行支援施策が打ち出され
善し悪しは別としても、
各障害者の心の中に就労への意識が高まったことによるものですが
そうした高まりとは裏腹に、残念ながら、地域によっては、
同法の推進上地域の核となるべき機関・施設等に、真に障害の特性や、
個々の障害者の生活環境から個別の能力やニーズを見極め、
根気よく指導に当たり、最適と思われる企業等に就職させるための
橋渡しの出来る人材が不足しているばかりか、
ともすると目標の数値にとらわれ、とにかく企業へ送り込めば的な
動きも随所に出てきていて、当然の結果として定着率も悪いばかりか
特に精神の人達の中には、一度何等かの理由で退職を余儀なくされると
コミュニケーション等の面から、
なかなか次に一歩が踏み出せなくなるケースが多く、自宅に・・・・・
そうした人達に対して、前記の機関等では安易に在宅終業を勧め
個人情報保護を理由に、何の情報提供もなく送り込んでくる・・・・・

おい、オイ! 
 いったい何を考えとるぜーーー
   在宅終業って、そんな簡単なものじゃないと思うよ!!

会社に勤めるよりも自己管理が出来なきゃ・・・・・
          その辺のこと、本当に解っとる!?  

と、最近では内のスタッフ全員が口に出して言うくらい現状は厳しく、
そうした対応に追われ、苛々とストレスが溜まる一方で・・・・・


そうした中で、最近、私自身どんなことにも理解が出来ず
果たして今の国のあり方や考え方が本当に良いのだろうか? 
と考えれば考える程、解らなくなっていることがあります・・・・・

それは、最近よくマスコミ等でも取り上げられるいる
LD(学習障害)アスペルガー症候群と言われる人達のことで
特に、続けて此処5人ほど相談を受けたアスペルガーの人達は
何故か? 決まって此処2~3年の間
        つまり自立支援法が施行されて以降に
発症=障害認定されてみえるばかりか、5人全てが20代で、
これまた何故か? 国立大学、中には法学部を現役で卒業し、
国家公務員上級職に受かり働いていたり、
一流デザイナーとして素敵な作品を世に送り出している人も・・・・・
そうした人が、
ある日突然、職場に置いて配置転換等や人間関係からしごとに行き詰まり
出社拒否や自宅に引きこもりがちになられていたり・・・・・・

でもでも、私自身不思議で5人の人全てに質問したのですが
中には、小さい時から多少は人と違うなぁーーー
と思っていたと言う人もいましたが、ほとんどの人が今まで
学生時代には友達もあり、一人暮らし等もしてきていて・・・・・
話をする中で、
確かにこだわりが強いと感じられるところは多々あるものの、
人柄もいいし、とにかく私何かよりはるかに頭がいい!!

生意気な言い方になるかもしれませんが、
もちろん、最近の若い人達の中には、頭は良くても
頭デッカチ過ぎて応用が利かない人が多いことは確かですし
自分の方から、仕事でも人間関係でも求めていくことは少ないのですが
それにしても、
これまでの20~2数年は何事もなくやってこられた人ばかり
だったら、もしかすると
周りの大人達が、もっともっと温かく受け入れ、
気長に見守り、指導すれば・・・・・
あるいは、行き詰まることなく仕事が続けられていたのでは・・・・・

少なくとも今の私は、専門家でもなければ勉強不足ですが
彼らと接して、そう思えて鳴りませんし
彼らの大半が、医者の診断の元に障害名を付けられたことにより
必要以上に気にしていて、本来の持味や良さ、能力まで
自ら、押さえ込もうとしているような気がしてならないのです・・・・・

こうした人達の場合、
本当に病名を付けることや障害として認定することが
本当に、その人達のためになるのだろうか?
  
今の私は、このことが何時も大きく頭の中で問答を・・・・・


 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


そんな私に、
「良かったら、こんな資料もありますよ」
日頃より仕事の上で懇意にしていただいている
職業センターのカウンセラーの方から教えて頂いた情報では

既に、一部の企業の中にはWebアクセシビリティーに続いて
学習障害/LDに対するアクセシビリティーの取り組みを
始めているところもあったり、
私が、現時点でどうしても理解しきれない部分についても
KeiYu Help Lab の石田優子先生や、ご自身もLDですと公言され
その理解のための活動に当たられている神山忠先生によると

332-1 アスペルガー.jpg

※ このままで読めますか?
332-2 アスペルガー.jpg
                 ※ 上と下に紙をあてると

このような分かり易い図もって、
こうしたケース/障害の起こることを説明し理解を求めてみえますし
既に、アメリカやヨーロッパでは、
こうした障害も、障害としてカウントしていて、
日本より、はるかに障害者の%も高いことを考えると
まだまだ増える一方のこうした新たな障害に対して、
今から大いに危機感を持ち、その原因を探ることはもちろんのこと
真剣に捉え、理解し、対応していくような施策も必要なのでは???







急きょ明石へ ・ ・ ・ [働く為に ・ ・ ・]

前にも、何度か触れさせていただきましたが
昨年からの不景気風の中、
工房の取り組みを継続していくための苦肉の策?として
今年は、幾つかの国の企画調達や補助事業に、
一部は市町村が実施主体でないといけないものもあり
市町村に理解と協力を仰ぎ、応募してきましたが
政権交代等の流れの中、何とか三事業を受託したものの
大幅にスタートが遅れ、暮れを迎える今、てんてこまい状態に ・ ・ ・

そんな中の一つで、
障害者保健福祉推進事業
 (平成21年度障害者自立調査研究支援プロジェクト)
今、私達が一番行き詰まっている課題のひとつである
”安定した仕事の確保! 
    その為の職域拡大と障害者としてのあり方を探る”をテーマに、
   国等にも大いに提言が出来るものと確信しスタートしましたが、
   早々と、民主党は「障害者自立支援法」の廃止を打ち出したばかりか

   この事業は、
   働く私達障害者にとって必要で有り難い制度だと思っていたのですが
   ご存じのように、今回の「事業仕分け」初日に、
   他の事業のように、決して天下り先の外郭団体経由の事業でなく
   厚労省直の事業のはずなのに
   マスコミの目に触れることなく、知らないうちにカットされてしまい、
   正直ガックリと来て、この後の意欲も大幅にダウン気味 ・ ・ ・

でも、そんなことを言っていい加減な対応や手抜きでもしようものなら
事の必要性すら気付かない民主党のこと、
この時とばかりに、返還を言いつけてくるでしょうし ・ ・ ・

そんな訳で、
取り組みも中盤に入り、企業1300社を対象にとったアンケートも出そろい
この後、回収されてくる障害者と支援団体へのアンケート結果も含め
最終的には、
全国の障害者や企業、関連機関等に向けて広報を兼ねてセミナーの開催と
国へ報告書として提出しなくてはいけないため
その一番大切なアンケート結果の集計(クロス)作業に入らなくてはならず

かと言って現段階では、
我が工房では、単純集計についてはEXCELレベルの作業なので、
回答一覧表があればグラフ化まではできますが
次の段階の層別比較(クロス集計)となると、それなりの専門知識が求められ
専用の統計ソフトを使う手もありますが、故意に結果を誘導する恐れもあり
今回は、何処かの大学の研究室に依頼をしようと言うことで
情報処理と社会福祉の両面から対応の出来る、県内の心当たりの大学を
あたったのですが、見つからず困っていたところへ
検討委員に加わってもらっている某大手企業の方より紹介があり、
一昨日(12月2日)の昼少し前、急きょ
兵庫県の明石にある
 神戸学院大学 大学院
   総合リハビリテーしション学研究科 社会リハビリテーション学研究室へ、
お願いと打ち合わせに行ってきました ・ ・ ・

元々、この大学には
受傷後、色々な形でお世話になったり、
懇意にして頂いたことのある先生方が多く集まっておられるのですが
今回行ってみて、改めて
 世間広いようで狭いなぁーーー
と、実感しました。
と言うのも、お世話になる研究室の先生も、その助手として働いている女性も
以前からの知り合いで、何度かセミナー等の催しでも顔を合わせていて ・ ・ ・
そんなこんなで、
お願いも快く引き受けていただけ、打ち合わせも順調に済み
久しぶりに肩の荷も減ったような、
       ホッとした気持ちで帰ってきました ・ ・ ・



【おまけ】
  とにかく、この日は天気がよくて
  前日の冷え込みに懲り、ダウンを着込んで出かけ大失敗!
  
  そんな陽気の中、
     少し早く着いたので明石城址公園にも立ち寄ってみました・・・・・

312-1 明石城址.JPG


  打ち合わせを終えて明石駅に着くと、
     5時少し回ったというのに既に日は落ち
  駅前広場のイルミネーションがあまりにも綺麗で取ってみたのですが

312-2 明石駅イルミネーション.JPG

312-3 明石駅イルミネーション.JPG

        みぃーーんなピントが今一で、
                辛うじて見ていただけそうな二枚を ・ ・ ・




「人間福祉学会 in 2009 ぎふ」へ ・ ・ ・ [働く為に ・ ・ ・]

キャンパス内11月29日の日曜日
県内にある中部学院大学で開かれた、

310-0 人間福祉学会 poster.jpg

人間福祉学会の10周年を記念する大会「人間福祉学会 in 2009 ぎふ」
 テーマ:「豊かな参加、豊かな帰属」~人間福祉の明日~ に
初めて、<The Only Onen's> のメンバーと一緒に参加してきました。
  ↓
と言うのも、
これまでは、こうした催しに参加の機会は頂くものの
ギターのメンバーは単独で演奏を
私は、当事者としての社会参加やテクノエイド等についての講演?で 
と、別々のことばかりだったのです ・ ・ ・

そんな機会に恵まれたのも、
今回の催しの中心になられた教授が、
元々は県の福祉部長から、
今、我々の工房が入居しているソフトピアジャパンの設立に尽力され
少なからず私達の取り組みにも関わりがあり、
当初より、関心を持たれていたことによるものらしくて
今回のお話を頂いた時も、顔を見るなり

 君たちが取り組みを始めた時から、 
   いつ潰れるかと思ってみていたが、
            よく頑張って続いてるねーーーーー

と言われた程ですが、
それだけに、全国からの参加者に紹介したいとかで
我々としても、
自分たちの取り組みを通して社会参加への理解と支援の輪が広がれば
そんな嬉しいことはないわけで ・ ・ ・

私は、頂いたテーマ
「障害者の職業的自立と支援について」---よりよく生きるために---
に沿って、自分なりに ・ ・ ・

310-4 人間福祉学会 講演.JPG
                          ※ 矢印は、今回のお世話になった仕掛け人

メンバーも、
学会の参加者や学生さんの前(昼食時)で ・ ・ ・

310-3 人間福祉学会 演奏.JPG

さすがに今回は、参加者が参加者だけに
演奏終了後、メンバーを取り囲み質問やら弾き方を習う人が ・ ・ ・
そんな思わぬ反響に、少し驚きながら、でも感激しつつ
少し遅い昼食を、学生食堂で、メンバーと一緒に
本当に何十年ぶりか、学生時代を思い出しながら頂いてきました ・ ・ ・

表に出てみると、
毎回そうですが、朝は全然気がつかなかったのに

310-2 人間福祉学会 ツリー&リース.JPG

キャンパス内には、クリスマスツリーやリースが飾られていたり
クリスチャン系の私学だけあって

310-1 人間福祉学会 チャペルのサンタ.JPG

建物の中央に建つチャペルの鐘楼の窓にもサンタクロースが ・ ・ ・

もう今年も残りわずかに ・ ・ ・

でも、今年は仕事に追われ、
  明日からも、追われ棒舞いすることになりそうで

みんな、暗黙の了解のもと帰途につきました ・ ・ ・









初! 初! 初! [働く為に ・ ・ ・]

少し前に、
喜怒哀楽 of Last Week - ③ [働く為に・・・]
http://kids-dream.blog.so-net.ne.jp/2009-09-06#favorite
で触れさせて頂きました、
今年、我が工房で受けることになった国の緊急雇用創出事業について
民主党による、補正予算の未決済分の見直しにも引っかかることなく
でも、
その影響のお陰で事業の開始が大幅に遅れ ・ ・ ・

もちろん、
こうした展開が予測されたので可能な限り事前に準備は進めていたものの
何せ国の事業は、事前の手続きや書類の整備に加え、
一定の手順に沿って進めないといけないことが多くて
可能な限りの事務上での準備を終え、
10月に入って、ようやくスタートすることになり ・ ・ ・

今回の緊急雇用創出事業に関しては
うちの工房にとっても、もちろん、初めてのこと!ですし、
この事業/国においても、
恐らく障害当事者が企画・申請・実施主体となるのは初めてのはず!
それでも、
何かと準備不足と、手落ち続きでてんやわんやの中
ようやく、実際の調査に入っていただく人の採用の段階に入り
県内のハローワークを通して、
一般の人6名 + 障害者6名の求人募集を出したところ
私たちの、
6ケ月以内の短期期限付きなので、応募者もないのでは・・・
の予想に反し、50名余の応募があり、
11月 2日(月曜日)
    飛騨地区の面接を高山で行ってきました ・ ・ ・

この日の応募者は、23歳から64歳までの男女合わせて10名で、

過去に、同じようなバリアフリー調査に関わった経験を生かして ・ ・ ・

とか、

子供が障害をもっているから、親の立場から是非に! 

と熱く語る人から
バリアフリーと言う言葉すら聞いたことないという人や、
とにかく今仕事がないから・・・と、素直?に本音で来られる方まで様々で
個別にお話を聞き、対応をさせていただく内に
今の日本の不景気の深刻さを、自分には何とも出来ないくせに
苛立ちすら覚えそうになるほど痛切に感じると共に、
少し前?まで、
  イヤ! 今も少しも変わっていないのですが
障害をもつ者にとっての就労/雇用の機会はとても厳しい状況にありますが
そんな中にあって、決して100%満足のいくものではないにしろ
今、働く場所を得られ、”生き甲斐”と僅かではあるものの”収入”が得られ
その上、これまでの社会の常から言うと全くの逆の立場で
私たち障害のある者が、
例え半年間とはいえ、求人側として
一般の離職者の方々に対して面接をさせていただいている ・ ・ ・

その事に対して、
これまで、何度となく就労への思いの中で辛酸を味わってはきたものの
無条件で”幸せ”だとかと思えない、
  ”不可思議さ”を通り越したような、
        とても複雑な思いを感じずにはおられませんでした ・ ・ ・


   ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

【参考までに・・・】

 この日、出かける時は
   少し雲は厚いものの、時折お日様の光りも強く雲間よりのぞき
    車窓より、
      少し時期は遅いものの紅葉を楽しみながらの道中でしたが ・ ・ ・

297-1 蛭ヶ野の紅葉.JPG
           <蛭ヶ野サービスエリアより、ダイナランドスキー場を望む>

 あまり景色に見とれている内に、
 清見インターで下りる(高山西インターの位置の勘違いから)のを間違え
 あの、10,700m以上もあるトンネルを抜け白川郷まで ・ ・ ・
 お陰で40分近く時間をロスし、
 昼食に予定していた七郷の”朴葉みそ定食”がラーメンとなり

 面接を終えた頃には、
 よりによって当たらなくても良い天気予報が的中し、
 午後になって降り出した雨が、やがて”霙”から”雪”/初雪にかわり
 雪には慣れているものの、不慣れな出先であり冬用タイヤの用意もなく
 知人を訪問したり、何か美味しいものでも食べて帰るはずの予定も取りやめ
 早々に

 
297-2 初雪.JPG

 
297-3 初雪02.JPG

  帰ってきました ・ ・ ・

 

  

病院ロビー演奏会 [働く為に ・ ・ ・]

昨日(10月14日水曜日)
我が工房の若手?によるギターバンド”The Only One's”は、
名古屋にある中部労災病院で演奏をしてきました ・ ・ ・

今回の演奏会は、
元々は、
同病院に入院中の患者さんを対象に始められた社会生活講座の一環で
これまでは、どちらかというと講演会が主だったようですが

内のメンバーの大半が頸・脊髄損傷者で、
同病院に入院しリハビリの訓練等でお世話になったことが ・ ・ ・
そんな仲間の頑張っている様子が伝わり

「それじぁー、入院中の人達に少しでも目的意識を持ってもらうために!」

と、もう半年以上前からお話をもらい、全員が、

今度は自分たちがお返しが出来るんだ!

と張り切って練習を重ねてきました ・ ・ ・


ところが、
  と こ ろ が ・ ・ ・ ・ ・

何故か、今回に限り?
三日前になり、
今回の演奏会の幹事的役割を果たしてくれていた人が、
親戚に不幸が出来て参加不可能になり
続いて、二日前に
スタート時点より、ピアノを担当してもらってきた女性(ボランティア的)も
ご家族に不幸が ・ ・ ・

他にも、続くときは続くもので
      風邪をひき体調を崩し駄目なメンバーも ・ ・ ・

かと言って、穴をあける訳にもいかず
二日前の土壇場に、
とにかく彼方此方の心当たりや知人・友人に電話をかけ人捜し ・ ・ ・


そんな、こんなの成果があったのか
運良く、音楽療法に関わってみえるピアノの先生がみつかり
  しかも、この先生がアドリブ?演奏が利くというのか
    内のメンバーの障害特性上、
     ついつい演奏のペースが遅れ勝ちになるのに、
       バッチリ! カバーしていただけ ・ ・ ・

おまけに、抜けたメンバーの穴も
  少し前に就職をした人の中に、たまたま当日休みだから、
    下手でもよければ!? と、快諾してくれる人も出てきて ・ ・ ・

前日の夜は、とにかく寄せ合い所帯の様な編成で
         11時頃まで時間も忘れ、音合わせと練習を ・ ・ ・



そして当日、
病院の診察の終わる3時より、玄関ロビーで

    第12回 社会生活講座
      ♪ ギター演奏会 ♪
         麻痺した手が奏でる心の旋律

なぁーんて、
チョッピリ気恥ずかしいようなチラシの元に声かけのあった
患者さんや病院の関係者等々の前で

288-1 労災ギター演奏.JPG

いつもと変わらず、無事演奏が始まりましたが
二曲目に入った頃から、
いつもなら、ボーカールの女の子の声に合わせ全員が歌うのに
その声が少しづつ聞こえなくなってきて???
ふと見ると、

288-2 労災ギター演奏.JPG

やばい!
  バンドを編成するときから、私の代わりに関わって、
    毎週の練習や演奏にも参加している妻と
      以前にも紹介をした体重120kgの車椅子に乗ったメンバーや
        もと競輪のS級の選手だった人が ・ ・ ・
  
 ボロボロと涙を流しながら弾いているのです ・ ・ ・

これは、後で解ったのですが
 それぞれが、その期間の差こそあれ
  受傷直後の苦しい時期を過ごした場所で、お世話になった先生達や
   今、一生懸命リハビリに励んでいる人達を目の前にして
     入院当時からの色んな苦しかった事なとが思い出され、
  
まがりなりにも、今はそれなりに幸せに暮らしていられる ・ ・ ・
   
そんな、
 思い出と感謝の気持ち等々が入り交じった複雑な気持ちからのようで
   
少なからず、同じ思いがこみ上げそうになっていただけに、
 納得と、そんなに素直に感情を表せる仲間と一緒に仕事が出来る幸せを
  痛切に感じ、演奏の出来や反響とは別に、
      
とても満たされる思いで帰ってきました ・ ・ ・




喜怒哀楽 of Last Week - ③ [働く為に ・ ・ ・]

※ 今日の、
   blog ご無沙汰中/先週の出来事の紹介は
   念願が叶い<喜>今後の展開に期待も込め<楽>
   でも、ここに来て、チョット不安混じりの <哀 かな?

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少し前、このカテゴリーに、
この世界的な景気の変動による波が、
私達障害者の就労に関する分野にも押し寄せ、厳しい状況に ・ ・ ・
と書く中で、
少しでも状況をよくし、取り組みを長く続けていくために
国の施策等に応募している旨のお話をしましたが、
今回、そんな中の一つで
今は、与党から野党へと政権は変わりましたが
自民党時代に、急増している失業者/派遣社員等の問題対策として
補正予算が組まれ、打ち出された「緊急雇用創出事業」に応募した
私共工房の企画が通り、今までとは桁違いの額と規模の事業を、
しかも、
これまでとは180度逆の、私たち障害者が健常の離職者を使って
自分たちの企画した仕事を実施できることになったのです!

そんな訳で、念願が叶い<喜>

この事業により私たちがやろうとしていることは、
平成9年に、岐阜県が車椅子利用者のためのガイドマップを
県下99市町村/当時を対象に作成(冊子タイプ)し、
平成12年より、私共でWeb化し、その後少しづつ更新をしてきましたが
その後の市町村合併や、都市計画等による変更箇所が急増し
データの再調査・刷新及び新規追加情報等の調査の必要上から
一般の離職者の二名がチームを組み、
移動等にハンディを持つ障害者は、介助や運転面で健常者の支援を受け、
その代わり、得意分野のバリアフリーに関する知識等を活かして、
県内を圏域ごとに5つに分け、調査を実施し、必要としている人達のために
最新の情報を掲載した”車椅子ガイドマップ”を提供しようというもの ・ ・ ・

267 マップ.gif

http://www.vm-studio.jp/mapgifu/
※ 冊子形態の時の表紙と、現時点でのWeb上のマップ/URL
現在、調査に当たる前準備のためのデータ整理と
調査に関わってくれる人材の募集に追われていますが

元々、この事業が組まれる前に
国は、すでに各自治体に対し、緊急雇用創出を目的とした事業に対し
第一次として十数億円のお金が配られていて、
大きな声では言えないものの、
とにかく、何処にそんな金があるのと言うくらい、国はお金を持っているようで
バラマキとまで言う人のいるくらい、使い道に困っている自治体の多い中での
二次的募集の色合いの濃い今事業だっただけに、応募者も激減していて
うちの工房なんかでも取れたのかもしれませんが ・ ・ ・

例え、どんなお金であろうが
うちとしては、一人でも必要としている人があり、そうした人のためになり
その上、生意気かもしれませんが離職者の就職のお手伝いが出来
その上、その上
工房の厳しい取り組みの上で、少しでもワーカーさんの仕事が増え
役に立てるのなら ・ ・ ・

今後の展開に期待も込め<楽>

         *          *          *

ところが、ここに来て少し不安なことが ・ ・ ・

それは、
当初より、障害者の自立支援法に関しては見直しを打ち出している民主党ですが

【記事抜粋】
民主党は1日、
政府、与党が国際金融危機を受けた景気対策として成立させた
歳出総額約14兆円に上る2009年度補正予算について、
秋の臨時国会では当初表明していた組み替えを行わず、
未執行分約3兆円の執行停止にとどめる方針を固めた。
組み替えは来年の通常国会に先送りする。

つまり、つまり 補正予算の一部、
 もしかするともしか、
   私共が受けた事業が、果たして補正予算の中の何処に???
    このお金の中の、どちらに位置づけられているかによっては ・ ・ ・

既に動き出している、内の工房の取り組みは???
 募集をかけ、
取り組みに参加してくれている離職者5名 + 障害者5名は???

詳しい状況は、今少し静観して情報と連絡を待つしか有りませんが

いずれにしては、政権交代が起こり
 良きにつけ、悪しきにつけ、
    そのゴタゴタの波の中で翻弄させられるのは ・ ・ ・

そう考えると、
  一時は、今年後半の工房の上で<喜+楽>と思われた施策も
        いっぺんに<怒になりかねない状況に ・ ・ ・


※ 実は、もう一つ我が工房では夢を託し企画書を出していて
  それが通れば、
  仕事は物凄く忙しくなり大変なんですが
  いつも工房の運営と資金繰りに頭を痛めている身としては
  一気にスッキリと、文字通り<気楽>になれるのになぁーーー
               
  早く来ないかなぁーーー
            そんな時!!





盆前に届いた「明」と「暗」 [働く為に ・ ・ ・]

盆前の今日、
  私の手元に届いた知らせ、1 葉と 1 メール

その ① 「 明 」

256 暑中見舞い.jpg

これは、
 この春、我が工房から「ブレイブ・ワーカーズ」を出版するにあたり
 企画・構成からインタビュー、編集にご尽力頂いた
 ライターさんからの暑中見舞い

 8月の初めに、
  奥様と”ねぶた祭り”を見に行ってきたとの添え書きが ・ ・ ・


その ② 「 暗 」

開いていたPCのメールボックスに一通のメールが ・  ・ ・

上記の本、
   「ブレイブ・ワーカーズ」にも登場してくれている26歳の青年

 本の出版の少し後/五月末に、
 県内の某、優良企業(その当時は)からの
 障害者をとのご指名の求人の際、
 その人柄と持っているスキルから、本人に話したところ、
 是非一般の人の中で一緒に頑張ってみたい!
 と言う返事もあり、
 適任者と自信を持って企業に送り込んだはず ・ ・ ・

その彼が、今は週二日しか仕事に行ってないとか ・ ・ ・
 よくよく聞いてみると、
 もともと、全体の1/2の仕事がトヨタの下請的なものでしたが、
 やはりここにきて不況のあおりをもろにかぶる形で、
 3ヶ月前は、あんなにも盛況だった企業が ・ ・ ・

 元々就職なんて不可能と思っていたんで、
      また元に戻っただけと思えばいいんでしょうが
  何か、このままでは自分が中途半端な人間で終わりそうで ・ ・ ・  と、

そこには、
 希望を胸に、勢い込んで進んでいった彼の無念な気持ちが ・ ・ ・

桝添厚生大臣の発言の真似をするつもりはありませんが
私も、私たちスタッフも
 3ヶ月前には、よもや、まさかのまさか考えも及ばなかったものの
 そうした企業を勧め、送り出した責任は ・ ・ ・



今、早速彼に電話をし
    果たして、そんな彼に何を、どうしてやれるか解りませんが
      これから出会うことに ・ ・ ・


 
【 チョッピリ PR 】
上記の、当工房が出版しました
   働く仲間/障害者のインタビュー集
     「ブレイブ・ワーカーズ」
          ---働いて、つながって、世界を広げる仲間たち---

      http://www.i-bookcenter.com/



暑気払い ・ ・ ・ [働く為に ・ ・ ・]

わが職場では、
毎年、この時期になると
親睦会も兼ねて、この暑さを乗り切り、頑張って仕事をしようと
例年は、バーベキュー大会?を開くのですが
今年は、
 仕事上でのチョットしたトラブル/行政の考え方のズレによる蟠りと
 この所の異常な暑さや雨のこともあり、なかなか計画が立たず、

一時は、
社会見学も兼ねて中部国際空港まで出かけていって食事を ・ ・ ・ とか、
何処かのビアガーデンで盛り上がっては ・ ・ ・ との意見の中、
行きたいと目星をつけたビアガーデンには、早々と予約で満席と断られ

午後3時から定例のミーティングをした後、
その、断られたビアガーデン

247-2 懇親会 ビアガーデン.JPG

を、横目に見下ろすJR岐阜駅よこのシティータワー43の4Fにある
カフェ & レストラン バンビーナ・バンビーノ

247-0 店のロゴ logo.jpg

247-0 店の写真 bambina_1.jpg

に、日頃は在宅で仕事をこなしてくれているワーカーさん達が
約17名ほど集まり、食事をしながら交流の場を開きました ・ ・ ・

今回の参加者の中には、
昨年後期に入ったばかりの若い新人さん二人も混じっていて

出てくる料理も、
多少量が少な目な気もしないでもなかったが、味は抜群で
軽い飲み物を片手に、

247-1 懇親会.JPG

それぞれのテーブルごとに、
まだまだ遅い日の入りの中、それでも外が薄暗くなり

247-4 懇親会 駅前の夜景.JPG

駅前にネオンやライトがつくようになる頃まで
それぞれの思いの話題で盛り上がっていました ・ ・ ・

さあ! あと一週間余で8月に ・ ・ ・
  忙しくなるゾぉーーー
    気を引き締めて頑張らなくは!!








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